点描写 これがすごいんです!!
点描写って、ご存じですか?
よくある番号を結んでいって、形を描くものでよね。
ちがうんです!!
見本の形(線)がどこから始まって、どこに向かっていっているのかをよく見て、見本通りに形を写すもんです。
簡単ですよね。
でも、よく見ないと、意外と間違ってしまうものなんです。
これは、もちろんよく見るトレーニングですが・・・
なんと漢字学習に結びつくのです。
漢字は線の集合体です。そこに意味が加わります。
線の交わり、位置を写し取り、意味を考えて記憶していくのです。
横の線・縦の線・斜めの線・止めているのか・はねているのか・はらっているのか・長いのか・短いのか・・・を見て判断する力が必要です。
そして、記憶するのは意味づけです。5回書いたら、20回書いたら覚えられるものではありませんよね。
点描写がきれいに仕上がると、なぜかうれしいものです!!
点描写が上手にできるようになると、字の形が整ってきたり、漢字が正確に書けるようになってきます。そんな子どもたちがたくさんいました。
点描写の進歩系が図形描写です。自分で線の向き、長さ、交わりをしっかり見極め、形を整えることが必要です。
ここまでくると、この次は立体の点描写もあります。
形の捉え方はバカにできません。
しかし、なんといっても、基本は見ることですね。やっぱり。